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初心者でも簡単に始められるTRPG

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テーブルトークRPGとはどんなゲームですか

テーブルトークRPG(TRPG)は、プレイヤーが集まり、対話を通じて共同で物語を創造するロールプレイングゲームです。プレイヤーはそれぞれが演じるキャラクター(プレイヤーキャラクター、PC)を通じて、ゲームマスター(GM)が構築した世界やシナリオの中で冒険を展開します。サイコロやルールブックを用いてキャラクターの行動の成否を判定し、プレイヤーの選択と想像力によって物語が自由に進むのが特徴です。

テーブルトークRPGでは、プレイヤーがキャラクターの背景、性格、目標を自分で設定し、まるで小説や映画の主人公のようにその役割を演じます。ゲームマスターは物語の進行役として、世界の描写、ノンプレイヤーキャラクター(NPC)の演技、出来事や障害の提示を担当します。プレイヤーの行動に応じて物語が変化するため、戦闘、謎解き、仲間との交流など多様な展開が生まれ、毎回異なる物語が紡がれます。テーブルトークRPGの魅力は、決まったストーリーが存在せず、プレイヤーの創造力と協力によって独自の物語が生まれる点にあります。

初心者にとって、テーブルトークRPGはルールや準備が複雑そうに見えるかもしれませんが、基本は「キャラクターとして振る舞うこと」と「仲間と楽しむこと」です。多くのシステムでは、初心者向けに簡略化されたルールやスターターセットが用意されており、複雑な計算や準備は最小限で済みます。対面でのセッションに加えて、ココフォリアやDiscordなどのオンラインツールを使ったリモートプレイも普及しており、地理的な制約なく参加可能です。さまざまなジャンルのシステムがあり、自分の興味に合ったものを選べます。テーブルトークRPGは創造力を発揮し、コミュニケーションを深め、仲間と特別な体験を共有するための優れた手段です。

テーブルトークRPGの始め方

テーブルトークRPGを始めるのは初心者でも難しくありません。以下のステップを丁寧に進めれば、すぐに冒険の世界に飛び込めます。

  1. システムを選ぶ: 興味のあるジャンルやテーマに基づいてテーブルトークRPGシステムを選びます。例えば、ファンタジーなら「ダンジョンズ&ドラゴンズ」や「ソード・ワールド2.5」、ホラーなら「クトゥルフ神話TRPG」などがあります。公式サイトやレビューを参照し、初心者向けでルールが簡単なシステムを選ぶと良いでしょう。
  2. ルールブックを入手する: 選んだシステムのルールブックやスターターセットを購入します。システムによっては公式サイトで無料版のルールブックがダウンロードできる場合や、体験イベントではルールブックが不要な場合があります。
  3. 仲間を集める: 友達やテーブルトークRPGに興味のある人を誘い、3~5人のグループを結成します。1人がゲームマスター(GM)を担当し、他の人がプレイヤーになります。GMはルールを把握し、シナリオを準備しますが、初心者向けのスターターセットや体験イベントでは、簡単なシナリオから始めることができます。
  4. キャラクターを作成する: ルールブックに従って、キャラクターを作成します。名前、職業、能力値、背景などを決め、キャラクターシートに記入します。初心者向けのスターターセットや体験イベントでは、作成済みのキャラクターや半作成済みのテンプレートが用意されている場合があります。
  5. 簡単なシナリオで遊ぶ: 初めてのセッションでは、短く簡単なシナリオを選びます。スターターセットに付属の冒険、公式サイトの無料シナリオ、または体験イベントで提供されるシナリオが適しています。GMはシナリオを読み込み、プレイヤーに世界や状況を説明しながらゲームを進めます。ルールが分からない場合は、楽しむことを優先し、必要に応じて参照してください。
  6. オンラインプレイを検討する: 対面で集まるのが難しい場合、オンラインツールを使います。ココフォリアなどのオンラインセッションツールを使用したり、Discordで音声やテキストチャットを行うのが一般的です。オンラインのテーブルトークRPGコミュニティで、初心者向けセッションやイベントに参加するのも良い方法です。
テーブルトークRPGを遊ぶために必要なもの

テーブルトークRPGを始めるために必要な基本的なアイテムは以下の通りです。システムや遊び方によって異なる場合がありますが、初心者でも準備は簡単です。

  • ルールブック: 選んだTRPGシステムのルールブックが必要です。初心者向けには、簡易ルールや入門用シナリオが含まれたスターターセットが適しています(例:ダンジョンズ&ドラゴンズのスターターセット)。ただし、後述の体験イベントではルールブックが不要な場合があります。
  • サイコロ: 多くのTRPGでは、6面サイコロ(D6)、20面サイコロ(D20)などの多面体サイコロを使用します。システムごとに必要な種類が異なるため、ルールブックで確認してください。
  • キャラクターシート: キャラクターの能力値、スキル、背景などを記録する用紙です。公式サイトからダウンロード可能な場合もあり、紙に印刷してペンで手書きして使用します。
  • 筆記用具とメモ: ゲーム中のメモ、計算、物語の記録に必要です。シナリオの進行やキャラクターの状態を整理するのに役立ちます。
  • 仲間: TRPGは2人以上で遊びます。通常、1人がゲームマスター(GM)、残りがプレイヤーとなり、3~5人のグループが一般的でバランスが良いです。
  • (オプション)マップやミニチュア: 戦闘シーンで使うグリッドマップやフィギュアは状況を視覚的に表現しますが、必須ではありません。想像力だけで進めることも可能です。
  • (オンラインの場合)ツール: オンラインセッションでは、ココフォリア(オンラインでテーブルトークRPGを遊ぶためのウェブサイト)、Discord(音声やテキストチャット)などを使用します。

初心者は、ルールブックやシナリオが含まれたスターターキットを購入すると準備が簡単です。一部のシステムでは、公式サイトで無料の簡易ルールやキャラクターシートが提供されています。体験イベントに参加する場合、ルールブックやサイコロなどの準備が不要な場合が多く、気軽に始められます。

ルールブック不要の体験イベント

ルールブックを購入せずにTRPGを体験する方法として、ショップ、出版社、サークルが開催する体験イベントがあります。これらのイベントでは、ルールブック、サイコロ、キャラクターシート、シナリオなどが主催者側で用意されており、初心者が気軽に参加できます。

  • ゲームショップの体験会: ボードゲームショップやテーブルトークRPGの専門店では、初心者向けの体験会を定期的に開催しています。体験会では、ルールブック不要で参加可能です。スタッフや経験豊富なGMがルールを説明し、事前に用意されたキャラクターとシナリオを使って短時間のセッションを行います。参加費は無料または数百円程度で、事前予約が必要な場合があります。店舗の公式サイトや公式X(旧Twitter)でスケジュールを確認し、予約しましょう。
  • 出版社や制作会社主催の体験イベント: テーブルトークRPGの出版社や制作会社は、ゲームの普及を目的に体験イベントを開催しています。これらの体験イベントでも、ゲームショップの体験会同様にルールブックなしで参加可能です。
  • サークル主催のオフラインセッション: 日本全国には、定期的にテーブルトークRPGのオフラインセッションを行っているサークルが数多くあります。これらのサークルの定例会やコンベンションでは、初心者歓迎の卓を見つけることができます。サークルの連絡先やXを通じて、開催日時や参加条件を確認し、気軽に参加してみましょう。当サイトが運営している「全国TRPGサークル情報」は、日本全国でオフラインセッションを開催しているTRPGサークルの情報を掲載したサイトです。都道府県別に検索でき、どういったテーブルトークRPGのシステムをプレイ可能か確認できます。

これらのイベントに参加する際は、事前に主催者の公式サイトや公式Xをチェックし、予約や参加条件を確認してください。初心者向けイベントでは、ルール説明から始まり、短時間のシナリオ(2~3時間程度)が用意されているため、テーブルトークRPGの基本的な流れを理解するのに最適です。イベント後に興味を持ったシステムのルールブックを購入するかどうかを検討できます。

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