「クトゥルフ神話TRPG」のサプリメント「ミスカトニック大学」が、公式スマートフォンアプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」内で閲覧可能となった。現在、プレミアムプラン(月額1,000円または年額10,000円)の加入者はサブスクリプションで読むことができるほか、48時間300円でレンタル閲覧することも可能となっている。
ミスカトニック大学は、アメリカの怪奇作家H・P・ラブクラフトの小説に登場する架空の大学で、所在地は米マサチューセッツ州アーカム。さまざまな作品で、教授や研究チームが怪奇現象に巻き込まれているが、そもそも世界に5冊しかないとされる魔導書「ネクロノミコン」のラテン語版が、同大学の付属図書館に収蔵されていることでも知られている。
本書は、1920年代末のミスカトニック大学を「クトゥルフ神話TRPG」のソースブックとして再現したもので、大学の敷地や大学に関連する人物の詳細、その授業内容、隠された秘密などが収録されている。また、ラブクラフトの小説「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」の後日譚となるシナリオ「生半可な知識は」では、ミスカトニック大学のある学生の死にまつわる謎を探索することができる。
なお、本書は2013年7月に発売されており、紙の書籍も現在入手可能となっている。
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『クトゥルフ神話TRPG ミスカトニック大学』公式アプリにて配信開始 – note