MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』を題材としたTRPG『FINAL FANTASY XIV TTRPG』のサプリメントとして、「シナリオ＆ゲームマスターガイド」が2024年7月26日に発売される。価格は、冊子版が税込7,700円、バトルマップや厚紙製のコマ、コマ用スタンドなどがセットになった「デラックスエディション」が税込19,800円となっている。現在、スクウェア・エニックスのECサイトにて予約が開始されている。
「シナリオ＆ゲームマスターガイド」の内容は多岐にわたる。まず、既存シナリオのカスタマイズや自作シナリオ作成のための手法、専用シート、使用例が掲載されており、戦闘以外の問題解決を簡易化する「ステップ判定」という新ルールも導入されている。さらに、ミニオン、マウント、称号などの追加データや、ゲームマスターが独自データを作成する際のガイドラインも収録されている。また、特殊なマスや天候変化を活用した戦略的戦闘ルールや、エオルゼアの設定を補完するための十二神、蛮神、ガレマール帝国に関する解説も含まれている。
物語面では、「蒼天のイシュガルド」のメインストーリーと連動した3篇のキャンペーンシナリオ（対応レベル：50、55、60）が収録されており、ギミックや予兆を活かした高難易度バトル2場面（対応レベル：50、60）も楽しむことができる。また、「ファイナルファンタジーXIV」のF.A.T.E.に着想を得た11の戦闘場面（レベル30×2、40×2、50×3、55×1、60×3）や、獣人種族との交流を含む個人冒険の拡張ルールも含まれている。さらに、「新生エオルゼア」から「蒼天のイシュガルド」までのエリアに登場する約130種類のモンスターデータが収録されており、それらの戦闘時における登場バランスに関するアドバイスも詳細に記載されている。
なお、本書を利用するには、別売りの『FINAL FANTASY XIV TTRPG スタンダードルールブック』、または公式サイトで公開されている無料版ルールブックが必要となる。
