KADOKAWAは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.5」用サプリメント「泡沫世界 龍骸剣刃譚」を2025年3月19日に発売した。本書は「泡沫世界（バブルワールド）」シリーズの第2弾であり、「ソード・ワールド2.5」の世界観を基盤に、和風ファンタジーの要素を取り入れて制作されている。監修は北沢慶、著者はベーテ・有理・黒崎＆田中公侍／グループSNE。価格は税込2,200円。
本書では、始まりの龍が大地となったという伝説を背景に、神龍の骸に抱かれた「龍骸諸島」が舞台として設定されている。泡沫世界とは、世界から切り離された小さな領域であり、通常のラクシアとは異なる独自の性質を持つ。本書には、この「龍骸諸島」の歴史や背景を解説するガイドと、冒険を進行するためのシナリオが収録されており、プレイヤーは鬼や妖を討つ壮大な冒険を体験できる。
また「龍骸剣刃譚」には、「侍」「忍者」「巫覡（ふげき）」といった和風の専用技能、新種族「化け猫」、および専用アイテムが追加されている。特に注目されるのは、一騎打ちに焦点を当てた戦闘ルールであり、緊張感のある対決が楽しめるよう設計されている。これらのデータは「ソード・ワールド2.5」の基本ルールを基に、遊びやすく調整されており、初心者でも安心してプレイできるよう配慮されている。
