人ならざる怪異の事件を解決するテーブルトークRPG「怪異捜査RPG ツクモツムギ」が、2024年12月24日に発売された。著者は倉樫澄人とN.G.P.で、発売元は新紀元社、価格は税込3,850円である。
物語の舞台は、衰退した架空の日本。この世界には、人知を超えた「怪異」が潜んでおり、プレイヤーはその存在に気づいた「巫覡(ふげき)」として「警視庁刑事局捜査第五課」に所属し、相棒となる「付喪神(つくもがみ)」を顕現させながら怪異事件の解決に挑む。
ゲームの進行では、プレイヤーは「巫覡」と「付喪神」の2つのキャラクターシートを作成する。本作の大きな特徴は、「言札」と呼ばれる特別なカードの使用にある。言札には詩や言葉が記されており、プレイヤーはこれを用いて「言紡ぎ」と呼ばれる演出を行う。言紡ぎは、自身や相方の付喪神、事件への思いを表現するために行われ、使用した言札は「語り札」としてゲーム終了まで記録される。
セッション終了時には、語り札の内容を「想い出」としてキャラクターシートに追記する仕組みとなっている。レベルの概念が存在しない本作では、この想い出の数がキャラクターの成長や強さを示す指標となる。
外部サイト
怪異捜査RPG ツクモツムギ