出版取次のトーハンは2024年10月17日、小型書店の開業をサポートする少額取次サービス「HONYAL(ホンヤル)」を開始する。これは、本の流通フローを簡略化することで、従来は口座開設に至らなかった少額の取引先とも取引可能なスキームを作り、書籍販売への新規参入をサポートする。
「HONYAL」はトーハンが提供する書籍少額取次サービスで、 配送頻度は原則「週1回」、仕入上限は「月100万円」までとし、雑誌の取り扱いは行わない。また、書籍の新刊は発売後の注文となり、書籍の返本割合も15%までとなるが、通常、月の取引額の2ヶ月分必要な保証金が不要で、初期在庫は分割払いも可能となる。
公式サイトでは、会社員が副業で行う「週末本屋」やカフェの片隅での「兼業本屋」、地元に帰って「実家で本屋」、キャンピングカーでの「どこでも本屋」などを提案している。
外部サイト
HONYAL