静岡県掛川市をテーマとする怪異物語の創作コンテスト「掛川百鬼紀行 第三幕」の募集が2024年7月8日から開始された。締め切りは8月11日。募集部門は「小説部門」と「TRPG部門」の2つで、結果は公式サイトにて9月21日に発表される。また、同コンテストは10月26日に静岡県掛川市にて行われる和装ハロウィンイベントに合わせて行われるもので、受賞作を取りまとめた書籍の有償頒布が当日会場にて行われる。
TRPG部門の大賞はプレイ時間が1~3時間程度を想定したシナリオで、対象システムは「エモクロアTRPG」「ラヴクラウフトミステリーTRPG Kutulu」「オリエンタル霊異譚 幽冥鬼使」の3作品。募集テーマとしては、怪談、日常に潜む不思議、フォークロアなど、広義の怪異をテーマとしたもので、作品の舞台や背景、登場人物、怪異が掛川市にゆかりがある場合は優先的に評価される。部門共通で大賞が1作選べる他、TRPG部門では「掛川ゲーム部賞」が3作選ばれる。
2023年に行われた「掛川百鬼紀行 第二幕」では小説部門に80作品、TRPG部門に48作品の応募があり、大賞はつくひたろによる「エモクロアTRPG」用TRPGシナリオ「コトノハトリップ」が受賞している。また、「掛川百鬼夜行」は「掛川の夜に、妖たちが現れる」をテーマに、2022年から掛川城の「三の丸広場」「竹の丸」および「大日本報徳社」を会場に開催されている。