「悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~」をテーブルトークRPGにした『悪役令嬢レベル99TRPG』が、2024年6月20日に発売される。原作は「小説家になろう」サイトに掲載され、2020年にはコミカライズが、2024年1月からはテレビアニメも放送された、七夕さとりによるライトノベル。発売はkADOKAWAで、著者は田中信二/F.E.A.R.。価格は税込2,420円。
原作は、「光の魔法と勇者様」という乙女RPGをプレイしていた日本の女子大生が、このゲームのラスボスである魔王を倒した後に現れる裏ボスの悪徳令嬢「ユミエラ・ドルクネス」に転生するところから始まる。ゲームの結末を知っている彼女は、自分が倒されると言う自分にとってのバッドエンドを回避するために立ち振る舞うが、同時に不測の事態に備えて無茶なレベル上げを続けた結果、人類が到達できる最高点であるレベル99に達してしまう。ただ、そうしたこともあり、この世界は「光の魔法と勇者様」本来のストーリーとは異なる歴史が進むこととなる。
本作は、原作と同じ「光の魔法と勇者様」の中のバルシャイン王国にある王立学園が舞台となるが、この世界にはまだバッドエンドとなる可能性がちりばめられていて、プレイヤーたちはユミエラを中心に巻き起こる騒動を解決し、バッドエンド化を防ぐために行動しなければならない。
外部サイト
悪役令嬢レベル99TRPG – 公式サイト