「暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー」用のシナリオ集『最後の黙示』が2024年7月16日に発売される。著者はグラハム・ウォームズリイ、翻訳は森瀬 繚/トレイル・オブ・クトゥルー翻訳チーム、監修は安田 均/森瀬 繚/楯野 恒雪。発売は新紀元社からで価格は税込3,600円となっている。
本書では、独立した純粋主義モードのシナリオが4本と、それらを1本のキャンペーンとしてプレイするためのシナリオ1本が収録されている。純粋主義モードとは「暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー」の特徴の1つで、1920年代後期以降のラブクラフト作品の再現を目指すプレイスタイルを指す。このスタイルを選択した場合は、プレイヤーの能力値や技能に制限が入り、また銃器の使用が推奨されない。その為、ラブクラフトの小説の登場人物のように、絶望の中で死んでいく世界を体験することができる。
なお、ラブクラフトの小説に登場する「Cthulhu」は人間が発声できない綴りであり、その読み方には諸説がある。日本では「クトゥルフ」と表記されることが多いが、本書では英語圏でよく発声されている「クトゥルー」を採用している。
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暗黒神話TRPGトレイル・オブ・クトゥルー シナリオ集 最後の黙示 – 新紀元社