「クトゥルフ神話TRPG」の公式サイトにて、ショート×ショートシナリオブランド『七伏市奇譚』のページが公開された。仕事や学校終わりからでも遊べるをコンセプトに、プレイ時間が2時間程度のショートシナリオを展開していくというもので、初期リリースとして4本のシナリオが発表されている。
『七伏市奇譚』の舞台は、神奈川県横須賀市の近くにある海沿いの架空都市「七伏市」。古くは城下町として栄えたこの地には、さまざまな時代に7柱のクトゥルフ神話の神格が影響を及ぼしていたとされている。神格たちは姿を見せることはないが、その力の一部や痕跡は、今もなお七伏市に残っている。
シナリオは有料のものと無料のものがあり、3~4人用シナリオ「帯切橋」が税込800円、2~4人用キャンペーンシナリオ「心蝕のパラノイア」が税込2,100円、2~4人用シナリオ「七伏ケープタワー ~地上118メートル西風強し~」が税込800円で、BOOTHおよびTALTOにて販売されている。無料のソロシナリオ「七伏、七夕、七変化 Wonder of sevens」は公式アプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」にて公開されており、ゲームブックのように楽しむことができる。なお、「七伏ケープタワー ~地上118メートル西風強し~」については、公式アプリでも有料プラン加入者向けに掲載されているが、2024年5月24日13時ごろまでは有料プランに加入していなくとも閲覧することができる。
『七伏市奇譚』のページには七伏市に関する設定資料が公開されており、この設定を用いてシナリオを自作することも可能で、自作したシナリオを申請フォームから申請すれば、公式ページ内の「七伏市案内マップ」に掲載される。